2007年 10月 07日
もう何年も前になりますが、職場のボウリング大会に参加したときのこと、突然ボウリング場全体に響き渡るようなものすごい歓声が・・ふとそちらの方を見るとそのグループが「やった!やった!」と跳ぶや、踊るは、抱き合うは・・、物凄い喜びようでした。何事が起きたのかとおもってティスプレイのを見るとスペアーでした。でも何でスペアーでそんなに喜ぶのかな、っとディスプレイ上のスコアーを見ると、そりゃ喜ぶよな・・とすぐに納得しました。 別のとき、となりに30代後半くらいの小柄の人が一人でなげていました。ボーリングのピンが倒れるときの気持ちよい快音とともにレーンを見るとストライク、少ししてまた快音でストライク、それが何回も続きふと気づくと5回か6回連続ストライクなんです。連続ストライクなのに表情はまったく変えずに黙々となげていました。最終的に240点くらいだったとおもうのですが、今日は調子悪いな・・なんて顔をしながらもうすでに次のゲームに入っていました。 自分を含めて特にボウリングを練習していない普通の人ならば100点前後というところでしょうか。調子のいい人で120点くらい、逆に苦戦している人は50点とかいう人もいるかとおもいます。150点くらい出せばそのグループではトップになれる可能性もあがりますし、200点を出そうものならば、他の人からは羨望のまなざしで見られることでしょう。 同じ200点出せる人でも、まわりの100点前後の人をみていたら優越感に浸れるでしょうし、逆に250点やそれ以上を目指している人を身近に見れば、そんなことは思えないでしょう。そして自分もそうなりたい・・とおもえば、もっともっと頑張らなければ・・なんていう気持ちになるでしょう。 今回はボウリングに例えてみましたが、バスケに関してはあるレベルの選手ならば、優越感に浸ることもそんなに難しくないような気がします。基本的にはその選手自身の考え方なので、あまりいうことではありませんが、優越感に浸った人は以降は伸びにくくなる人もいるような気がします。一回きりの選手生命の中で自分自身をどんなプレーヤーにしていきたいか・・考えることは決して無駄ではないとおもいます。
by hot-brizzards
| 2007-10-07 01:04
| 雑感
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